
夏になるとまぁ必ず食べているのがこの「冷汁」。
九州の郷土料理なのですが、そら最初は驚きました。
えっ、熱々ご飯に、冷たいきゅうりと冷たい豆腐の入った冷たい出汁???
というね。
きゅうりはぬか漬けだったらご飯と一緒に食べますが
ほぼナマのきゅうりはお米と合うのか??という。
これが不思議と合いますねぇ!w
いや~~濃いめの魚・味噌ベースの出汁に、さっぱりしたきゅうりと豆腐が美味い!
夏にはめちゃくちゃありがたいご飯です。ホントいくらでも食べられる。
しかしレシピは結構手間なので、すり鉢いっぱいに作って、
カレーみたいに何日もかけて食べるのが良いらしい。
(ちなみに写真の付け合わせは、銀だら塩焼きと、人参しめじの卵とじだよ)
ほどほどな作り方
- 煮干しの頭とワタを取り、胴体は別皿にとっておきます。
- 鍋に水を入れ、昆布・椎茸・鰹節・煮干しの頭とワタで出汁を取ります。(1番だしではないので、煮詰める位でちょうどいい。)灰汁が出てきたらとります。
- 煮干しの胴体の方は、フードプロセッサーにかけて粉砕し、すり鉢に入れ、さらにすりこぎですり潰します。
- ゴマを足してさらにすりこぎですります。
- 味噌をトースターで焼いておき、すり鉢に混ぜ、②の出汁でときながら混ぜます。
- きゅうりは縦半分に切り、種をスプーンで取り除いて、斜め細切りにします。
- 豆腐は全体量の半分は角切り、半分は手でざっくり潰します。
- すり鉢にきゅうりと豆腐を入れて、冷蔵庫で冷やしておいたら完成!
まず何が手間って、①番の、煮干しよ。
すり鉢いっぱいに作るので、この煮干しの量が半端ない……
ひたすらひたすら…一体何匹の首を折り、腹をかっさばいてワタを出しているのか……w
小鉢にこんもりでも、2人分かなぁというくらい。
指先が完全に香ばしくなります(笑)
次の手間は、やはりすり鉢ですり潰すのが大変かな。。。
結構ここが口当たりに関わってくるので、なるべく細かく粉砕したいところです。
口当たりという意味では、きゅうりの種をとるとか、豆腐の崩し方を2通りにしているとことかも、結構大きいかも。
まぁめんどかったら適当でも問題はないらしい…w
ちなみにレシピによっては大葉入れたりミョウガ入れたりもありますが
ホント最低限、きゅうりと豆腐入ってれば美味いので(笑)
是非!夏のご飯にお試しあれ。
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